「キングダム」の中でも特に存在感のあるキャラクター、王騎(おうき)。
王騎が秦国の六大将軍としてどう活躍したのか、
そのプロフィールや名言をまとめました。
王騎が大好き!キングダムでも推しのキャラクターです!
王騎の人物像から、映画『キングダム 王の帰還』を境とした彼の死後の物語の展開まで、
徹底解説します。
キングダム王騎の人物像
王騎の背景と六大将軍としての地位
王騎(おうき)が活躍していたのは、紀元前3世紀頃の戦国時代です。
具体的には、紀元前245年頃からの中国戦国時代末期にあたります。
王騎は秦国の六大将軍の一人で、その巨体と特徴的な風貌で有名でした。
彼の巨体は、今の基準でも屈強な体格で、身長はおよそ2メートル以上だったと言われてます。
そして、彼の風貌は大きな分厚い唇と、あごから生えた三角形のひげが特徴的で、
一度見たら忘れられない姿をしていたんです。
王騎が「怪鳥」って呼ばれていた理由は、
その圧倒的な存在感と戦術で、まるで戦場を支配するかのように振る舞う姿が、まさに空を舞う怪鳥のようだったからです。
昭王との関係と王騎の役割
昭王の時代は、紀元前307年から紀元前250年頃のこと。
この時代、秦国は領土を大きく拡大し、
中華全土の約3分の1を支配するまでになったんです。
その領土拡大において、王騎は軍の指揮官として本当に重要な役割を果たしていました。
昭王に仕えた王騎は、秦国の軍事力の象徴として多くの戦いで勝利を収め、
その影響力は絶大でした。
王騎と信の関係
王騎は信に対して、戦の心構えや戦術についていろいろと教えました。
具体的には、戦場での判断力や状況分析の重要性、
そして部下を統率するリーダーシップを教え込んでいました。
また、戦局を左右するのは数ではなく、
個々の兵士や将軍の意志と戦略であることを信に伝え、彼の成長に大きな影響を与えたのです。
王騎の名言とその影響力
王騎の名言は本当にたくさんあるのですが、その中でも特に有名な5つを挙げてみます。
それぞれの名言がどのような背景で発せられたのか、
どうして名言として知られるようになったのかを解説していきます。
「全軍 前進」
- この言葉は、戦場で部下たちに士気を高めさせるために発せられたものなんです。王騎のカリスマ性が全開で、全軍を鼓舞する一言で、戦場の勝利を確信させる力がありました。
「余計な問答は必要ない 世話になった」
- 王騎が最後の戦いで発したこの言葉は、彼の潔さと決断力を示してますよね。生涯を通じて貫いてきた信念が詰まった一言で、名将としての器の大きさが表れています。
「戦は“数”じゃねェ “人”だ」
- 戦場における本質を語ったこの言葉は、数が多ければ勝つわけじゃなく、指揮官の判断力と兵士一人ひとりの意志が重要なんだってことを示しているんです。信にとっても、この言葉は戦術の本質を学ぶ上で本当に大切なものでした。
「この戦は私が終わらせる」
- これは、最後の戦いで王騎が龐煖(ほうけん)との一騎打ちに挑むときに発した言葉です。この一言には、自らの意志で戦いを終わらせる覚悟が込められていて、彼の強い決意が伝わってきます。
「信よ、これからが本当の戦いだ」
- 王騎が最期に信に託した言葉なんです。この言葉を通じて、王騎は信に未来の戦いに備えるよう促し、自分の意志を次世代に引き継がせようとしたんですよ。この言葉は、信の今後の成長に大きな影響を与えたんですね。
王騎の魅力と人気の理由
カリスマ性と戦術眼
王騎が戦場で常に優位に立ち続けた理由の1つが彼の圧倒的なカリスマ性と戦術眼。
戦場全体を見渡す能力に優れていて、敵の動きを先読みする力を持っていました。
戦局を冷静に分析し、最も効果的な戦術を立案して常に勝利を収めてきたんです。
それに、彼の存在そのものが部下たちにとって大きな支えになっていたんですね。
王騎のリーダーシップと人望
王騎は、部下たちからの絶対的な信頼に支えられたリーダーシップを発揮していました。
彼は部下たちの能力を的確に見極めて、
適切な役割を与えることで彼らの力を最大限に引き出していました。
特に副将の騰(とう)からの厚い信頼が、そのリーダーシップを象徴しています。
また、彼は部下に対して深い理解と愛情を持って接していて、
それが人望の厚さに繋がっていたと思われます。
王騎の死とその後の影響
物語の中で、王騎は龐煖(ほうけん)との戦いで致命傷を負い、
戦場で息を引き取ります。
彼の死は物語において非常に大きな転機となっていて、
信をはじめとする若い世代が彼の意志を引き継いでいく形で、さらなる戦いに挑むようになります。
王騎の死後、物語は新たな局面に入り、信や政の成長が描かれていきます。
このエピソードは映画『キングダム 王の帰還』でも描かれており、
王騎の最後の戦いとその死が、映像としても印象的に表現されてます。
キングダムの漫画で王騎が死ぬシーンと巻数
王騎が死ぬシーンは、漫画『キングダム』の第30巻で描かれています。
彼の死は物語全体に大きな影響を与え、
その後の展開を左右する重要なエピソードになっています。
ちなみに、2024年8月現在、漫画『キングダム』は第72巻まで刊行されています。
王騎のプロフィールとモデル
王騎の基本プロフィール
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | 王騎(おうき) |
所属 | 秦国 |
役職 | 六大将軍の一人 |
身長 | 約2メートル以上 |
特徴 | 分厚い唇、三角形のひげ、大きな体格 |
活動時期 | 紀元前3世紀頃 |
初登場 | 信と政が初めて出会った時 |
声優 | 小山力也 |
実写俳優 | 大沢たかお |
王齕(おうこつ)について
王齕(おうこつ)は、『史記』に登場する秦の将軍で、
王騎と同一人物と言われています。
秦の昭王に仕え、多くの戦いでその勇敢さと戦術を発揮しました。
彼の詳細な記録は少ないのですが、
秦の軍事力を象徴する重要な人物として記録されています。
また、彼の名は『史記』の中でしばしば登場し、その戦績は後世に語り継がれています。
小山力也さんの経歴と他の声優活動
小山力也さんは、日本の声優、俳優、ナレーターとして有名な方です。
1958年12月18日生まれで、京都府の出身、
もともとは舞台俳優として活動を始めたんですけど、その後声優としても大成功しました。
低くて力強い声が特徴で、多くのキャラクターに命を吹き込んでいます。
特に重厚な役柄で定評があります。
声優としての代表作には、アニメ『ブラック・ラグーン』のダッチ役や、『名探偵コナン』の毛利小五郎役、さらにアメリカの人気ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』のジャック・バウアー役の吹き替えがあります。
小山さんの演技は、キャラクターに深みを与えてくれて、
視聴者に強い印象を残しているんです。
大沢たかおさんの役作りとその努力
大沢たかおさんは、実写映画『キングダム』で王騎を演じるために、すごく努力されました。
まず役に挑むために、1日3食とも肉を食べて体重を増やし、王騎らしい体格を作り上げました。
なんと、1週間に食べた肉の量は6キロ、約20キロ以上の体重増加をしたそうです!
さらに、筋力トレーニングも熱心に行って、
王騎の圧倒的な存在感を表現するために、身体的な強さを追求していました。
大沢たかおさんが役作りに工夫した点
大沢たかおさんは、王騎というキャラクターの持つ威厳とカリスマ性を表現するために、
演技だけじゃなくて、表情や立ち居振る舞いにも細かく気を配っていました。
特に、王騎の独特な風貌を再現するために、
特殊メイクや衣装にもこだわりがあって、よりリアルなキャラクターを作り上げようとしました。
また、王騎の声や話し方についても、
小山力也さんの声優演技を参考にしながら、自分なりの王騎像をしっかり確立させていたそうです。
キングダム 王騎将軍|そのプロフィールや名言、役作りのまとめ
王騎将軍は、紀元前3世紀の中国戦国時代に活躍した、秦国の六大将軍の一人。
その巨体と特徴的な風貌、そして圧倒的なカリスマ性で、戦場を支配し続けました。
彼の名言や信との関係は、物語に深い影響を与え、
多くの読者に強い印象を残しています。
また、彼を演じた大沢たかおさんと声優の小山力也さんの徹底した役作りと演技は、
王騎というキャラクターをさらに魅力的に引き立てています。
この記事を通じて、王騎の魅力や彼の物語における重要な役割を、理解してくださいね!
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