令和6年秋巡業、大相撲柏場所へ行ってきました。
実際に行ってみてわかった巡業観戦を100%楽しむために押さえるべきポイントをまとめてみました。

知らないと1日中ガッカリなんてこともありますから、
事前にこの記事を読んで、当日は存分に楽しんでくださいね!
大相撲の巡業で必要な持ち物
大相撲の巡業でないと困る持ち物があります。
人気力士を撮影するためのカメラ?
サインを貰うための色紙とマジックペン?
もちろんこれらも忘れてはいけない持ち物の1つですが、それ以上にないと困るもの、、、
それは、スリッパ です。

出来ることなら、ホテルに宿泊すると貰える「使い捨てスリッパ」がベスト!
巡業の会場は土足厳禁なので、入り口で靴を脱がなければいけません。
しかし、会場内の床は、力士が通るとかなり汚れます。
土俵の土が足裏に着いた力士が、花道だけでなく会場内を歩き回りますから、しばらくすると床には茶色い土があちらこちらに付いてしまいます。
ですから、スリッパは絶対に必要なんです。
汚れたスリッパは帰り際に靴を入れたビニル袋を回収するごみ箱が置いてありますから、一緒に捨ててしまいましょう。
巡業での座席の選び方
巡業の会場は、地方の体育館を利用することが多いのですが、座席の選び方にも注意すべき点があります。
通常、座席は3種類、
- 土俵付近の座布団に座る砂かぶり席
- 1階のイス席
- 2階のイス席
料金は、砂かぶり席15,000円、1階イス席10,000円、2階イス席8,000円ぐらいの設定が多いようです。

土俵に近いほど、良く見えますから、一番のおすすめは砂かぶり席なのですが、人気が高く直ぐに売り切れてしまいます。
すると、次は1階のイス席を購入しまいがちですが、最前列や2列目ならまだしも、更に後方からでは観客の頭が邪魔になり土俵の力士はほとんど見えません。

両国国技館のように階段状になっていれば見やすいのですが、体育館の床はフラットですから、後ろに座るとかなり見えづらい。
1階のイス席の後方に座るぐらいなら、2階のイス席の方が見やすいと言えます。
2階のイス席は階段状なので、前の観客の頭が邪魔にならないからです。
2階のイス席でも、力士を近くで見たい時だけ1階へ降りて行けばいいわけです。
力士を目の前で見られるチャンス
巡業へ行くまでは、
果たしてテレビで見る幕内力士がどれだけ来るのだろうか?
横綱なんて来ないんじゃないか?
という心配をしていましたが、はっきり言って、ほぼ全員来ます。
この日は、玉鷲と熱海富士が休んでいましたが、10時頃、ほぼすべての幕内力士が土俵の周りに集まってきました。

そんな幕内力士が目の前で見られる、というのが巡業の醍醐味とも言えます。
力士と対面できるチャンスとして、開場直後なら入り口付近で力士と握手ができます。

お相撲さんの手って、大きくて、肉厚で、やわらかいんですよ。
会場内は観客と力士が同じところを歩くわけですから、1m先に力士なんて場面もしょっちゅうです。
自分と背の高さが変わらない力士もいれば、人並み外れた巨体の力士もいて、普段テレビで見ている姿と実際とのギャップも感じ取ることができます。
力士を近くで見たいなら、おすすめは花道の待機スペースです。
立見で通路を塞がないように注意しなければいけませんが、取り組み前の力士が待機している間、サインや写真撮影に応じてくれる場合があります。

巡業でも、序の口から幕内までの取り組みがありますが、真剣勝負の試合と異なり力士は終始穏やかです。
観客を楽しませようと、わざと対抗意識を張り合ったり、お互いに突っ張り以外の技を封じで戦ったり、試合では見られない力士の取り組みが見られるのも巡業のいいところです。
テレビでは個人のインタビューはあっても、力士同士が話しているところはまず放送されることはありませんから、2人の会話からお互いの仲の良さが垣間見れたりすることもあります。
取り組み以外のイベントを楽しむ
巡業では、様々なイベントを楽しむことが出来ます。
ざっと並べてみると、
- 髪結いの実演:力士が2人登場し、1人は正面、もう1人は向正面に向かって座り、床山が大銀杏(おおいちょう)の髪結いを実演します。
- 相撲甚句:七五調の囃子歌を力士6人が交互に唄います。
- 初切(しょっきり):相撲の禁じ手を2人の力士がコミカルに演じます。
- 櫓太鼓打分:櫓太鼓を3曲程度演奏します。
- 横綱土俵入り
- ちびっ子相撲
- ちゃんこの販売:1杯600円で販売しています。




昼休憩中も力士の1日の過ごし方について放送で解説したり、1日中相撲にどっぷりと浸れますよ!
大相撲の巡業を100%楽しむ方法のまとめ

以上、大相撲の巡業を100%楽しむ方法でした。
力士を間近で見られる巡業は、相撲好きにはたまらないイベントです。
巡業ならではの楽しみ方を事前に知ることで、存分に楽しんでいただければと思います!
>>両国国技館で相撲を楽しむ方法は、こちら