次のオリンピック、どこで開催されるか知っていますか?
2028年はアメリカ合衆国のロサンゼルス、
2032年はオーストラリアのブリスベンなんですよ。
この記事では、それぞれの都市がどんな大会を計画しているのか?
過去のオリンピックの成功例や、新たに追加される競技、そして環境に優しい大会運営など、詳しく解説します。
ぜひチェックしてみてください!
2028年ロサンゼルスオリンピックの概要
2028年ロサンゼルスオリンピックは、アメリカ合衆国のロサンゼルスで開催されます。
① 開催日と主な会場
開催日
開催期間 | 2028年7月14日(金)~7月30日(日) |
開催日数 | 17日間 |
2028年ロサンゼルスオリンピックの開会式は7月14日(金)、
閉会式は7月30日(日)に行われます。
過去のオリンピックを参考にすると、開会式は午後7時頃から、
閉会式は午後6時頃から開催されると予想されます。
主な会場
主な会場はロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで、1932年と1984年のオリンピックでも使用された歴史的な場所です。
他にも、市内の以下の施設が主要な競技会場として候補に挙がっています:
- ローズボウルスタジアム – サッカー競技が行われる予定
- ステイプルズセンター(現:クリプトドットコムアリーナ) – バスケットボールや体操競技の会場
- UCLAポーレイ・パビリオン – バスケットボール競技の会場
- USCガレオン・センター – バレーボールなどの室内競技が行われる予定
- サンタモニカビーチ – ビーチバレーやサーフィン競技の会場
また、ロサンゼルスオリンピックではエコフレンドリーな大会運営が進められています。
具体的には、太陽光発電を利用した会場エネルギー供給や電動バスの導入、再利用可能な素材を使用した運営など、環境に配慮した取り組みが計画されています。
ロサンゼルスの気候は温暖で、夏でも平均気温は摂氏25度前後と非常に過ごしやすい。
また、様々な文化が交錯する都市であり、食文化や芸術、音楽シーンが非常に豊かです。
さらに、最新のテクノロジーも駆使される予定です。
5Gネットワークによる高速通信やVR/AR技術を活用した観戦体験、
他にも、AIを用いた競技分析やスマートチケットシステム、ドローンショーなどが導入される見込みです。
② 追加される5つの競技
2028年のオリンピックでは、新たに5つの競技が追加されることが決定しました。
これらの競技は、野球・ソフトボール、フラッグフットボール、クリケット、ラクロス、そしてスカッシュです。
これらの競技が追加された理由として、
アメリカのスポーツ文化に密接に関連していること、
世界的な人気を誇るスポーツである点が挙げられます。
特に、クリケットやラクロスはアジアや英連邦諸国での人気が高く、
これらの地域からの関心を集める狙いがあります。
また、近代五輪競技から馬術がはずれ、テレビでもお馴染みのサスケが追加されることへの期待も高まっています。
③ オリンピックの新たな試み
2028年のロサンゼルスオリンピックでは、スポーツとエンターテインメントの融合が図られ、
観客にとっても一味違った大会になるでしょう。
具体的には、ライブミュージックフェスティバルや映画上映会、デジタルアート展示、eスポーツイベント、ストリートパフォーマンスなどが予定されています。
また、若者をターゲットにした新しいコンテンツやデジタル体験も豊富に用意される予定です。
例えば、インタラクティブなアプリを使って競技や選手に関する情報をリアルタイムで提供したり、
ソーシャルメディアを活用したキャンペーンが行われます。
また、仮想リアリティ(VR)による観戦体験やメタバース内でのイベントなど、
最先端の技術を駆使した新しい観戦スタイルも取り入れられるでしょう。
持続可能な大会運営も重要なテーマです。
環境に配慮した資源の使用、廃棄物削減、再利用可能なエネルギーの活用が進められます。
例えば、再生可能エネルギーを用いた電力供給や、
ゼロエミッションの交通手段の導入が計画されています。
④ 環境への配慮
ロサンゼルスオリンピックでは、再生可能エネルギーの活用やゼロエミッション交通の導入、廃棄物削減プログラムなど、環境への配慮が徹底されています。
また、カーボンオフセットプログラムを通じて大会のカーボンフットプリントを相殺する取り組みも進められています。
過去のロサンゼルス開催オリンピックの歴史
ロサンゼルスはこれまでに2度オリンピックを開催しており、
それぞれが大きな成功を収めました。
① 1932年ロサンゼルスオリンピックの概要
1932年に開催されたロサンゼルスオリンピックは、アメリカ合衆国で2度目のオリンピックであり、
初回は1904年にセントルイスで開催されました。
この大会は世界恐慌の影響を受けていましたが、
多くの国が参加し、盛大に行われました。
ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムが主な会場として使用され、アメリカのアスリートたちは金メダル41個、銀メダル32個、銅メダル30個を獲得しました。
これは当時としても非常に多くのメダル数で、国際的に大きな注目を集めました。
② 1984年ロサンゼルスオリンピックの成功
1984年のロサンゼルスオリンピックは、商業的にも大成功を収めた大会として知られています。
この大会は民間資金によって開催された最初のオリンピックであり、経済効果としては約2億5,000万ドルの黒字を記録しました。
この成功は、オリンピック運営の新しいビジネスモデルを確立する契機となり、
後の大会に大きな影響を与えました。
また、ロサンゼルス大会はテレビ放送の普及により、約30億人が観戦することができ、
オリンピックの商業化とテレビ放送の重要性が強調されることとなりました。
さらに、ロサンゼルスはスポーツ関連企業や大リーグ、NBAなどのプロチームの本拠地であり、
スポーツのメッカとしても地位を確立しています。
③ ロサンゼルスが選ばれる理由
ロサンゼルスがオリンピック開催地として選ばれる理由は、
過去の成功した大会の実績や、充実したスポーツインフラ、温暖な気候と多様な文化にあります。
さらに、スポーツ関連企業が多く、プロスポーツチームが本拠地を構える都市であることも、開催地選定の大きな要因です。
2032年ブリスベンオリンピックの展望
2032年には、オーストラリアのブリスベンでオリンピックが開催されます。
これでオーストラリアでの夏季オリンピックは3回目の開催となります。
開催期間 | 2032年7月23日(金)~8月8日(日) |
開催日数 | 17日間 |
① オーストラリアでのオリンピックの歴史
オーストラリアはこれまでに2回、夏季オリンピックを開催しており、いずれも大成功を収めています。
1956年のメルボルン大会と2000年のシドニー大会がそれに該当します。
特に、シドニーオリンピックは「史上最高のオリンピック」として非常に高く評価されています。
シドニー大会が評価された理由には、以下のような点が挙げられます。
② 2032年オリンピックの計画
ブリスベンオリンピックの準備はすでに進行中で、特に持続可能な大会運営が重視されています。
注目されているのは、新たに建設される「ブリスベンアリーナ」です。
このアリーナは環境に優しい設計が特徴で、
再生可能エネルギーの利用が計画されています。
例えば、太陽光発電システムが導入される予定で、
アリーナ全体のエネルギー需要を賄うことが目指されています。
また、既存の競技施設の改修も進められており、
最新のテクノロジーを活用したスマートスタジアムが準備されています。
ブリスベンの美しい自然環境を活かした大会運営も計画されており、
選手や観客にとって快適で魅力的な大会になることが期待されています。
さらに、2032年ブリスベンオリンピックでは、新しい競技の追加も注目されています。
現在、eスポーツやスケートボード、ブレイキン(ブレイクダンス)などの若者に人気のあるスポーツが競技候補に挙がっており、これらがオリンピックの新しいファン層を取り込むための鍵となるでしょう。
③ ブリスベンが選ばれた背景
ブリスベンが2032年のオリンピック開催地として選ばれた背景には、オーストラリアの安定した政治・経済環境、過去の成功したオリンピック開催経験、そして自然環境の美しさがあります。
ブリスベンはビーチや公園などの自然環境に恵まれており、
これらの環境は競技の場として理想的です。
また、スポーツに対する地元の情熱も、開催地選定において重要な要素でした。
ブリスベンでのオリンピックは、環境保護や持続可能性を重視した大会として、世界に新たなスタンダードを示すことになるでしょう。
今後、さらに詳細な計画が発表される予定であり、
世界中のスポーツファンが期待を寄せています。
次のオリンピック 2028ロサンゼルスの全貌|2032ブリスベンも!のまとめ
次のオリンピックは、ロサンゼルスとブリスベンで開催される予定です。
それぞれがどんな大会を計画しているか、ワクワクしますが、
ロサンゼルスでは、エコに配慮した運営と新競技の追加が注目ポイント。
そして、ブリスベンでは、持続可能性を強調しながら新たなスポーツを取り入れる予定です。
どちらの大会も、未来のオリンピックに向けた素晴らしいステップになりそうですね。
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