父親と一緒に、初めての大相撲観戦(十三日目)へ行ってきました。
これを読むと、
がわかります。
両国国技館の見どころ
両国国技館の開館時間は午前8時半ですが、十三日目からは午前10時になります。
午前中は空いていますが、正午を過ぎた頃から人が増え始め、幕内力士の中入りがはじまる午後4時にはほぼ満席になります。
折角ですから開館時間に入場し、序の口の若手力士を応援したり、両国国技館を見学することをおすすめします。
JR両国駅から入場口まで
JR総武線両国駅の西口から両国国技館までは歩いて2分の近さです。
駅を出ると直ぐに、部屋や力士の名前が書かれたカラフルな「相撲のぼり旗」が見えてきます。
気分の高揚を抑えながら入場口へ向かいます。
一般の入場口の手前に関係者専用の入口があります。
両国国技館の地下駐車場は駐車台数が限られていることから、車で乗り入れできるのは大関以上のみ。
そのため、ほとんどの力士はこの門の前で車を降りて、歩いて行きます。
今はまだ閑散としていますが、人気力士が入場する午後2時頃になるとカメラを持ったファンが殺到します。
入場口が見えてきました。
昨今の相撲ブームで入場券は前売りで完売。
当日券は販売されていませんでした。
入場券をもぎる時に「本日の取組表(裏面に星取表)」をもらいます。
両国国技館のメインエントランス
さあ、いよいよ両国国技館の中へ入ります。
入ると直ぐに無料の「観戦ガイドブック」が置かれています。
両国国技館の案内図やおすすめのお土産、お弁当などが載っています。
幕内の関取年齢一覧表も掲載されており、一番若いのは落合20歳、最年長は玉鷲39歳。親子ほどの年の差の2人の取り組みも来場所には見られるかもしれません。
層状の折り上げ天井が美しいエントランスホールには、総合案内、大相撲ファンクラブのブース、4枚の壁画、優勝カップ展示ケース、相撲博物館が面しています。
こちらが4枚の壁画。
テレビで見たことのある、ひと際大きい内閣総理大臣杯。
相撲博物館
相撲博物館は、12時半開場です。館内は撮影禁止のため、展示されていたものをメモします。
やぐら
5月場所でしか見られない、おすすめの場所があります。
それは、2階正面の屋上です。ツツジの赤い花が満開できれい。
写真は、「やぐら」をバックにしたもの。
この「やぐら」は結びの一番が終わり観客が帰るときに鳴り響く「はね太鼓」を叩くところです。
録音ではなく、実際に人(呼出)がエレベーターに乗って上へあがり20分程度、生演奏します。
NHKの実況中継の放送終了時に「トトト、トト、トトン」と鳴る、あの音です。
案内所
お土産付きの入場券を購入した人は、入口左側の案内所というところから入ります。
中に入ると、お土産が入った紙袋を陳列したお茶屋さんが待っていて、席まで案内してくれます。
記念撮影スポット
両国国技館は、1階も2階もホールの周囲をぐるっと1周できるように造られています。
その通路に売店、おみやげ、トイレなどが並んでいるのですが、2階に力士の等身大パネルと一緒に記念撮影ができるスポットあります。
緑の化粧廻しが適当な位置にくるように階段の上に立って撮影します。
国技館のグルメ
両国国技館を見学していると、あっという間に正午になり、お腹が空いてきます。
昼食は地下1階のちゃんこ販売所へ行きましょう。
地下とは思えないぐらい明るい広間でちゃんこが1杯500円で食べられます。
ここのちゃんこ、本当においしいので、絶対食べてみてください。
両国国技館名物のやきとりもおすすめです。
両国国技館の地下で作っているかどうかわかりませんが、冷めていてもおいしい味付けです。
力士
午後2時頃になると幕内力士がやってきますので、両国国技館の西側道路(JR側)にカメラを持ったファンが集まります。
力士がやってくる時間は様々なので、運が良ければ見られます。
手荷物を持って歩いているのは付き人。手ぶらで歩いているのが幕内力士です。
大相撲観戦
午後2時15分十枚目(十両)土俵入り。
午後3時40分から中入。
幕内土俵入りの後に横綱土俵入りがあり、いよいよ幕内の取り組みへ。
序ノ口の力士に比べて、十両や幕内の力士は体の大きさが一回り大きく、当たりも強い。
取り組みの俊敏さや体の使い方も人波からはずれたものであることが素人でも感じ取れます。
会場での観戦とテレビとの大きな違いは、臨場感です。
観客が力士を応援する声はテレビではあまり聞こえませんが、会場では大きく聞こえます。
「しょうだいー」とか、「おうのしょう、が、ん、ば、れ」とか、子供も大人も、男も女もいろいろな声が飛び交っています。
そして、結びの一番、横綱戦はやはり一番盛り上がります。
弓取式になると、混雑を避けたい観客は見ることなく足早に帰り始めます。
見ないで帰れば両国駅でさほど待つことなく帰ることができるようです。
この日は、桝C席特別限定2人桝という席でした。
桝席の最後列である15列なので力士の顔までは見えませんが取り組みの迫力は十分に感じられました。
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まとめ
以上、はじめての大相撲観戦でした。
両国国技館の収容観客数は1万人。
イス席で若干空席が見られましたが、入場券はすべて完売です。
1日の興行収入を計算してみると、入場料が約1万円/人ですから単純計算で1億円になります。
このまま相撲人気が続き、相撲業界も一層発展してもらいたいものです。
大相撲観戦はリピーターが多く、中には毎日溜り席に座っている人もいると聞きますが、はじめて相撲観戦に行き、そんな相撲の魅力を感じ取ることができました。
なお、相撲の入場券の買い方は、こちらを参考にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。